課外プログラム「伝統的な工芸を、現代的な感性で再解釈して未来を作る」を開催しました。
- 公開日
- 2025/07/28
- 更新日
- 2025/07/28
探究
本日は、株式会社EBRUの職員の方をお招きし、「伝統的な工芸を現代的な感性で再解釈して未来を作る」というテーマでご講演いただきました。
日本の工芸は、美術と日用品の境界があいまいで、日本文化の魅力が詰まった伝統的な芸術です。世界で高く評価されている日本の工芸品ですが、実際には消えつつあるものも存在しているのが現状です。
講演では、使われなくなった着物をはがきサイズに裁断し、グリーティングカード(相手に思いを伝えるメッセージの道具)として生まれ変わらせた実物を見せていただきました。たとえば、裁断した着物の布にカメの絵柄が描かれていれば「長寿を願う」といった日本の伝統的な意味が込められているなど、柄に込められた思いも大切にされていることを学びました。
参加した生徒たちは、こうした工芸を現代の生活に合わせてアップデートし、日本文化芸術の新たな可能性を体験することができました。