日米韓ポエトリー交流会
- 公開日
- 2016/05/11
- 更新日
- 2016/05/11
学校生活
平成27年11月よりアメリカ大使館主催の「日米韓ポエトリー交流会」に毎月1回、本校の代表生徒3名が参加しています。この会は、チーフ・オブザーバーであるキャロライン・ケネディ駐日アメリカ大使が、「言葉の力」による青少年の育成と表現文化活動を通じた新しい異文化・異世代間のコミュニケーションの場を設け、各国の子どもたちの交流を深めようと始めたもので、本校の生徒が参加するのは今年で2回目です。
今年度の第1回は、それぞれの自己紹介を兼ねた詩の発表、第2回は日本の「俳句」、第3回目は、韓国の定型詩「時調」の形式で、すべての国の子どもたちが詩を作り発表し合いました。
俳句や時調は、他国の生徒にとっては書いたことのない形式であり、またその歴史も知らないものではありましたが、互いに俳句や時調の歴史や形式を教え合うことで、新しい表現方法について相互に学ぶ機会がもてました。
本校生徒にとっても、第三回の「時調」は形式に合わせるのも難しく、大変苦労はしましたが、できた作品について質問されたり、時には他国の生徒から好評をいただいたりと、詩を通して楽しく交流できました。また、韓国の生徒の時調は、心地良い調べに魅了されました。詩は、込められた意味を理解することも大切ですが、言葉の持つリズムや力を感じ取ることの楽しみにも気づけたようです。