文学散歩
- 公開日
- 2016/05/11
- 更新日
- 2016/05/11
部活動
冬季休業日に入る直前、文芸部は春日駅周辺へ文学散歩に行きました。当日は、前期課程の部長・編集長が中心となり企画、案内をしました。
まず、「小説神髄」を発表した当時に坪内逍遥が住んでいた旧居跡を訪れ、そこからすこし先にいったところにある宮沢賢治旧居跡を訪れました。
その後、樋口一葉にまつわる地を2か所巡りました。最初に訪れたのは、家計をやりくりするため、一葉が通ったとされる旧伊勢屋質店でした。ここの主人は一葉が24歳で亡くなった時、香典を持って弔問するなど、つながりの深い場所でした。次に訪れたのは、一葉旧居跡の井戸です。この井戸は、一葉が洗濯仕事をしつつ、小説家として創作活動に励んだ、まさに一葉のスタートの地であるところです。この井戸付近には、昭和の雰囲気が残る裏路地があり、その幻想的な雰囲気に、生徒たちの創作意欲も駆り立てられたようです。
年明けには、部誌を発行します。完成した部誌は校内で配布しますので、ぜひご覧ください。